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Dances with Wolvesを観ないで聴く
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Loyd Theaterより
56 ダンス・ウィズ・ウルブズ (Dances with Wolves) (1990) | |||||
彼はフロンティアと呼ばれていた当時の最西部、サウス・ダコタを選びセッジウィック砦に赴任するが、そこは見渡す限りの荒野で砦とは名ばかりの廃屋であった。ダンバーは愛馬のシスコ、そしてトゥー・ソックスと名付けた野性の狼とともに、1人きりの生活を送り始めた。1カ月が経過し、ダンバーはシスコを盗みに来たインディアンを慌てて追いはらうが、ダンバーが辺境に来て以来、初めて出会った人間こそ、インディアンのスー族の聖人「蹴る鳥」(グラハム・グリーン)で、長老とともに150人の部族を仕切っていたのである。 集落に帰った「蹴る鳥」は、白人の話をし、将来のために彼と接触すべきだと長老たちに力説し、一方、ダンバーも、インディアンとコンタクトを取りたいと望んでいた。翌日、軍服を来て星条旗を掲げて出掛けたダンバーは、途中で1人の目の青いインディアン女性が倒れているのを助け、集落まで送り届けた。この事件がきっかけとなり、数日後、「蹴る鳥」と勇者「風になびく髪」(ロドニー・A・グラント)がダンバーの許に返礼にやってきた。ダンバーは精一杯にもてなし、やがて、彼らは頻繁に行き来するようになる。意志の疎通をはかるための通訳は、以前ダンバーが助けた「女拳を握って立つ女」(メアリー・マクドネル)で、彼女は幼い頃に拾われてスー族に育てられた白人女性であった。 ある夜、バッファローの大軍が砦の傍らを走り抜けてゆくのを目撃したダンバーは、シスコを駆って「蹴る鳥」たちにいちはやく知らせた。翌日、ダンバーも参加してバッファロー狩りが行われる。それは、毛皮目当ての白人の狩猟とは違い、神聖で心躍る儀式であり、ダンバーは、これまで味わったことのなかった調和と安らぎを覚える。 いつしか「拳を握って立つ女」を愛し始めていた彼は、祝福されて彼女と結婚、集落に自分のテントを持つようになる。ダンバーは、「狼と踊る男」というインディアン名前をもらい、彼は完全にスー族の一員になったかに思えた。冬が近づき、スー族とともに冬ごもりの土地へ移動する決意をしたダンバーは、合衆国の軍隊に足どりを知られないために、かつて克明に綴っていた日記を取りに久しぶりに砦に戻った。しかし、そこにはすでに騎兵隊の部隊が大挙しており、ダンバーはインディアンとして捕われてしまう。反逆罪に問われ、処刑を目前にした時、スー族の勇者たちがダンバーを護送する馬車を急襲し、彼は救われた。しかし、インディアンを彼らの土地から駆逐する合衆国の軍勢はすぐそこまで迫っていた。「狼と踊る男」は、「拳を握って立つ女」とともに一族を離れ、雪山にわけ入っていくのである・・・。それから、13年後、家を失いバッファローも消滅して最後のスー族は、ネブラスカ州の軍基地へ投降、大草原の馬族文化は消え去り、アメリカの開拓時代は、過去のものとなる時を迎えようとしていた。とエンド・クレジットにテロップが出る。 Click Here! "Oscar Winners 1990"
For more information "Dances with Wolves" visit the IMDb |
バッファローの暴走シーンの「西部開拓史」は
↑ちなみに「予告編」ではありません、念のため。